一目見ただけではどうやって使ってよいか分からない人もいると思います。結構重くて柄がついていますので、そこを持って振る人は多いのですが、これは本来の使い方ではありません。
柄を利き手で持って、もう一方の掌で受けて軽く握ります。あとは柄の方を手首をひねりながら回すと、シャカシャカと乾いた音がします。これをリズミカルにやれば、キレのいいリズムが刻めます。ラテン音楽でよく見かけますよね。
リズムをカッコよく刻むとなれば、マラカスほどではないにしても結構難しい楽器の一つでしょうねえ。
子どもと遊ぶときにはとっても使い道の豊富な楽器です。オアイテに手を開いてもらって転がす、僕はついでに肩から手の方向へごろごろ滑らせたり、足の裏をキュッキュッとやったり、時にはおなかや背中までマッサージしてしまいます。そのあと、カバサを渡すと、自分の掌で転がしたり、マッサージしようとしてくれたりすることもありますよ。軽やかなサウンドと皮膚が刺激される気持ち良さ(くすぐったいことも)で、楽しい交流が生まれるでしょう。
オアイテの掌をしっかりと受け止めてその上で転がせば、ご高齢の方もきっと心地よさをを味わっていただけると思います。
小さい子どもとやる時にはサイズの小さいものを使いますが、大きなカバサの柄をしっかり支えてあげると、玉の部分を自分の掌でこすって遊ぶ子どももいます。
いろいろなサイズがありますので、使い分けることができるといいですねえ・・・。
結構重い楽器です。なので、ぶつけたり投げたり、太鼓を机を叩く道具にしてしまうようなことは危険です。
音楽療法士 吉田 豊
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